■ 幸町1丁目防犯パトロール隊
幸町1丁目防犯パトロール隊は平成17年7月17日に住民有志77名で発足しました。当初は5人以上で1班とし13班で徒歩のパトロールを開始。発足して間もなく千葉西警察署に勧められて千葉県防犯協会の青パトを1か月間試験運行。その後7か月間にわたり車の盗難がゼロになる等大きな成果を収めました。
不審者が子供へ声掛けをして連れ去ろうとした事件がその後に発生したため、地域、PTAなどが協力をして、千葉西警察署管内防犯協会の広報車で小学校低学年の下校時間のパトロールを開始。今では夜間、深夜の青パト運行と、昼・夜の徒歩、下校時の青パト運行などを合わせ、月平均60回近くのパトロールを実施しています。
平成19年3月には千葉県警察本部の許可がおり、36連協として独自で青パトを保有し、「幸町1丁目青パト隊」を結成、活動は更に強化されました。スピーカー付きの青色回転灯装備のパトロールカーは当時全国でもあまり例がなく、マスコミから注目されました。
現在の隊員は、「ひまわり」、「まもる君」、「ふくろう」、「夜まわり」の4チームで120人。隊員の年齢構成は30代~80代と幅広いのが特徴。また、隊員の負担が軽くなるよう、原則として月に1回の参加としています。
隊員の努力の結果、犯罪はピーク時の平成15年に比べ平成24年は44%まで減少しました。
幸町1丁目防犯パトロール隊の特徴は、こうした活動のほか、社団法人日本防犯設備協会に町の防犯診断を委嘱して、施設の犯罪誘因となる要素をハード面でも除去する提案を行ってきた事です。また、国土交通省、警察庁関連の団体と共同研究を行い、徹底した調査を実施してきました。
2007年度には警察庁の「安心・安全ステーションモデル事業」と千葉県公安委員会の「地域安全情報センター」の指定も受けています。
こうした活動が評価され、平成23年安全・安心なまちづくり功労者内閣総理大臣賞を受賞しました。
幸町一丁目地区では、ガーデンタウン管理組合が毎年1回 防災訓練を行っています。
近年は、ガーデンタウン単独にとどまらず、36連協内の自治会も参加して、いざというときの対応を訓練しております。
随時実施しています。